今年の3月の頃より着手しておりましたリフォームが竣工を迎えました。
プランと現場監督の両方を担当させて頂き、先日の竣工の際には、やりました!!て感じでした。
改装前↑ 改装後↓
施主御家族とは,以前からの知り合いですが、このお話を頂いたときは正直 厳しい現場になるな
と予想できる感じでした。
現場は東京都内、地下1階 地上4階のRC造、躯体を除く全てのリフォーム工事です。
内装の解体から始まり引渡しのクリーニングまで、当たり前ですが本当に気の抜けない現場でした。
施主様が現場での現状による工事方法や内容の変更判断を私たちに任せてくれたことが工期や
仕上りに良い影響を与えてくれた事は明確で、リフォーム工事にありがちな工期延長や予算追加
なども極力抑えられたことなど施主様に感謝して降ります。
此方側としてもたいへん貴重な経験をさせて頂いた工事でした。
今回の工事にあたり 気にかけたところが、ニオイです。
新築の現場では最初から 特に弊社では桧の匂いで充満するのですが、今回のリフォームでは
建物の前オーナーの生活がそこに在った訳でいくら内装を全部取り払ってもそれまでのニオイ と
言うか 何かわかりませんが残って居た様に感じていました。
しかし 工事も進み桧の床材を搬入し、給排水の為の配管を始めた頃よりニオイを意識しなくなり
内装工事が進み新たな間取りが明確になり始めますとそんな事は私たちは考えもしなくなりましたが
時々 現場での打合せの際、施主様は意識していたらしく私たちよりは後までニオイを感じて
いらした様です。
リフォームとは難しいものと改めて感じます。
今まで住んでいた建物を時代に合う様に機能を主にリフォームするのであれば今までの自分たちの
その建物に残っている歴史はあえて其のままにしたいという事もあるでしょうが、そこには予算と建物
本体の現状、状態が在る訳で 施主様との話し合いが充分に必要で、そこに信頼関係が生まれれば
申し分ありません。リフォームとは我々の心の確認や気持ちの再構築の場かもしれませんね。
今回のこの現場の場合は施主さまが今までの建物を躯体としてのみ使用し新たな生活の
歴史を刻みはじめる訳で私たちが出来ることは極力、サラ の状態にする事と考えました。
結論はこれから長い時を経て初めて解る事と思いますが、どうでしょうかね?
施主様とはこれからも長い付き合いになると思います。どうぞ宜しくお願い致します。
次回、お邪魔した際にどのようなニオイになっているか 楽しみです。
現場がやけに似合う 鈴木でした。
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