「合法木材」って知っていますか
世界の森林の減少が地球環境に影響を与えていることは皆さんご存じですね。
森林の減少は木を伐っているから起こることではありません。
どのように伐っているかが問題なのです。
「適切に伐って、植林し、木を育てる」というように、
森林を持続させながら、整えることが森林を守っていく上で大切です。
それを無視して伐ってはいけないところから伐って、
そのままほおっておくと、森林はなくなり、循環しなくなります。
このような森林を減らしてしまうような伐り方が「違法伐採」と呼ばれています。
伐るべきところから伐って、森林の持続を守るように伐り、木材にしたものが「合法木材」
少しかたい言葉ですが、是非覚えておいてください。
私たちは、地域の木を使った家づくりをご提案しています。
地域の木を使うことが地域の山、森林を守ることにもつながります。
私たちの家づくりを支えてくれる木材業者さんたちは、
「合法木材供給認定業者」に登録されています。
以下は、茨城県で合法木材供給事業者の認定を行っている、
茨城県木材協同組合連合会さんのホームページからの抜粋です。
現在世界規模で森林が急速に失われています。
その原因のひとつが海外で行われている違法で無秩序な伐採といわれています。
森林の減少は地球の温暖化、生物多様性の減少などの環境問題につながります。
違法伐採に対処するため政府は、各国と協議して木材輸出国における違法伐採対策の支援を実施するほか、グリーン購入法に基づき、平成18年4月から政府調達の対象となる木材・木製品について、合法性が証明されたものを購入することに決めました。
森林・林業・木材関係団体では違法伐採に反対する態度を表明するとともに、木材の合法性を証明する仕組みをつくり、業界を上げて合法性の証明に取り組むことにしています。
茨城県木材協同組合連合会では、会員事業所及び関係木材業者等に対しまして合法性を証明する認定の支援を行っています。
今回は少し硬い記事になりました。
読んでいただいてありがとうございます。
中村泰子
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